全有機炭素測定装置(TOC計)
TOC-2300/2350

高感度、低価格、低ランニングコストを実現!
『光触媒酸化チタン酸化法』採用の全有機炭素測定装置(TOC計)
タッチパネルタイプとPCタイプをラインアップ

TOC測定における『光触媒酸化チタン酸化法』は、酸化チタンを含む懸濁液に有機物を加え、安全性の高い近紫外線(主波長380nm)を照射しながら空気を懸濁液に通気してかきまぜを行い、有機物を二酸化炭素に酸化する方法です。
【本法は上水試験方法に採用されています】

※国や地域によって販売状況や製品・サービスが異なりますので、具体的なご要望・ご質問については、総代理店である日立ハイテクサイエンスの窓口までお問い合わせください。

※「この動画は再生できません」と表示されている場合は、スーパーリロードをお試しください。
  [Windows:Ctrl+F5 / Mac:Command+Shift+R

製品の特長

1.正確なTOCを効率良く測定!

試料中には一般的にIC(無機炭素)も含まれています。
例)TOC(全有機炭素)=TC(全炭素)-IC(無機炭素)
正確なTOCの測定には、このICの処理が重要です。

【一般的な測定法】

  1. TCとICを別々に測定してから差し引き計算にて算出
  2. 試料に酸を加え通気を行いあらかじめICを除去(酸性曝気法)した後、TOCを測定

【TOC-2300/2350の場合】

1回のサンプリングでICとTOCを連続測定※するため、正確なTOCを効率良く測定することが可能です。
(※ICが完全に除去された点(終点)を検出したのちTOCを測定しています。)

2.日本薬局方にも対応した高感度化を実現!

定量下限値10ppbを達成。
第十八改正日本薬局方規定の装置条件をクリアしています。
米国薬局方(USP)、欧州薬局方(EP)にも対応しています。

3.優れた経済性、メンテナンス性!

  • 高価な白金触媒や高純度空気(ガスボンベや配管)が不要です
  • 酸化剤を使わず有害な廃液を排出しません
  • 1測定あたり約11円とたいへん経済的です ※
    (※約1ppmのサンプルを10検体/日、週1回測定する場合)

4.見やすい!かんたん!使いやすい!

【TOC-2300/2350共通】

  • 標準で7サンプルの連続測定が可能
  • 日常のメンテナンスは試薬の補充や交換のみ
  • 定期交換部品(近紫外線ランプ等)は全て装置前面に配置
  • 操作はわかりやすい日本語表示
  • 60検体サンプルチェンジャ構成も可能。(オプション)

【TOC-2300】

  • 7.5インチカラータッチパネル
  • サーマルプリンタ内蔵
  • PCとLAN接続してブラウザソフトで結果の閲覧が可能
  • オプションソフト「TOCみえみえ」により、USBメモリに保存したデータをPCで表示、印字、再計算が可能

【TOC-2350】

  • PC操作でレポート作成が簡単
  • TFT液晶モニタ
  • Excel/Word標準付属
  • インクジェットカラープリンタ

  • 【TOC-2300】測定条件設定

  • 【TOC-2300】測定結果

  • TOC-2350

CONTACTお問い合わせ

製品のお見積もり・カタログのご請求・修理・品質保証など
各種お問い合わせは下記ページよりお願いいたします。

株式会社HIRANUMAは
地元のスポーツチームを応援しています