自動滴定装置COM-1600

有限会社紀州うめまさ様

以前に自動滴定装置COM-550をご導入いただいて以来、ずっとご愛用いただいておりましたが、今年9月に自動サイクラ付のCOM-1600STC12にお買い替えいただきました。同社調味担当部長の堀様にお話を伺いました。

キレイな社屋ですが最近建てられたのですか?

いえいえ、7年前に新しくしたんです。
ちょうどそのときにCOM-550を導入したんですよ。

7年経っているとは思えないほど廊下も階段もピカピカ光っていました。
1階が加工場、2階に分析室があります。

ちなみに梅干しの酸度と塩分の自動滴定装置による定量方法ですが、酸度は水酸化ナトリウムによる中和滴定で測定し、塩分は硝酸銀による沈殿滴定で測定します。

ペースト状にした梅干しをビーカに採取して電子天秤で精確に秤量した後、純水を加えて所定の位置に置いたらタイトレーションキーを押してスタート。
マグネチックスターラで 5 分 〜 10 分攪拌して酸と塩分を抽出します。
その後、水酸化ナトリウムを滴加して酸度を測定します。
酸度測定終了後、硝酸を自動分注で適量加えて酸性にした後、硝酸銀を滴加して塩分を測定します。

指示薬による色の変化を見る必要がないため、個人誤差がなく、しかもタイトレーションキーを押した後は、滴加量の制御も、終点の検出も、濃度計算も、プリントアウトも自動で行いますので、手分析のように滴定終了までつきっきりにならなくてすみます。


【紀州うめまさ様社屋】

早い時期から
自動滴定装置を導入されたのですね。

便利なのはもちろん、データ管理が大事ですから。特に近年は食品においてもトレーサビリティの重要性が高まっていますので、逐次データを残して管理していく必要があるのです。その意味でも自動滴定装置は必要ですね。


【サイクラの上に本体が置けてすっきり】

今回自動サイクラを導入されてみていかがですか?

梅干しといっても、うす塩味梅やはちみつ味梅、しそ漬け梅、 白干し梅、かつお味梅などの種類があって、それぞれ塩分や酸度が異なります。
12検体まで連続して測定できるので便利で満足してますよ。サイクラ付きにしてよかったと思ってます。

お忙しい中、他にも梅干し作りの基本的な事柄から、おいしい梅干しになるまでのご苦労まで、 とても丁寧に教えていただきました。
全部は書ききれませんので、ぜひ同社のホームページをご覧になってください。
梅に対する熱い思いが伝わってきます。

紀州うめまさ様ホームページ  http://www.umemasa.co.jp/index.html
これからも末永くご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
(2007年取材)

梅干し、漬物の塩分・酸度管理にも自動滴定装置は大活躍!ぜひご検討ください。